田植えの準備

秋においしいお米が採れる準備が始まりました。
毎日、暑い日が続いているので朝晩の水やりはかかせません。

菜の花社長

5月の末に苗代をしました。
6月初め 稲はここまで生長しました。
あとは、田んぼの準備です。
田んぼに水が入り、代を掻いて準備をします。

目次

苗代の準備

種もみ準備:稲の種はもみ殻に包まれており、種籾(たねもみ)と呼びます。

良い種籾を選んで発芽しやすくするために、種まき前に「選種 → 消毒 → 浸種 → 催芽」を行います。

 選種:一般的に「塩水選」と呼ばれる方法で行われます。
   うるち米で比重1.13、もち米で1.08に調整された塩水に種籾を入れ、良くかき混ぜて落ち着かせます。
   その後、軽くて浮いたもみを取り除き、下に沈んだもみを種まきに使います。
   ※沈んだ種籾は胚や胚乳が充実しており、良好な発芽や初期育成が期待できます。
 消毒
   種籾には病原菌がついているおそれがあるため、薬剤液に1日〜2日浸けて消毒します。
   消毒後は数時間陰干しした後、水洗いせずに浸種します。
 浸種
   発芽を早めて揃えることが目的で、種籾を水に浸け、十分に水を吸水させます。
 催芽
   発芽を揃えるために、浸種後の種籾を幼芽と幼根がわずかに発生した「はと胸状態」にします。
   ※「はと胸状態」となり、発芽が揃うようになります。

播種準備

  1. 育苗箱に土を敷いていきます。
  2. 育苗箱に籾種を蒔いていきます。
  3. 籾種が蒔いてある育苗箱に、土を被せていきます。
  4. 育苗箱を重ねます。(10~14段)
  5. 上からシートをかぶせます。播種後約3~4日で黄白色の幼葉が出ます。
  6. 芽がでた育苗箱を、地面に平に並べ黒い通気性のいいシートをかぶせます。
  7. 地面に並べた育苗箱の少し出た芽(鞘葉)が播種後約3~4日で緑化します。
  8. 黒いシートを外します。天気がいい日は、毎日、朝晩、水やりします。
  9. 播種後約15日ほどで1葉まで生長しました。
  10. 播種後約20日ほどで2葉まで生長し、3葉が出てきています。
    草丈8~10cmくらいまで生長しています。
  11. 緑の葉が3枚出ると、4枚目の葉が出ると同時に一番下の葉の付け根の節から枝分かれして、新しい茎が出ます。
  12. 葉が3枚出るごとに枝分かれし、新しい茎が出ます。これを分けつといいます。
  13. 田植え前の苗、4葉まで生長し、5葉が出てきて、分けつもしています。立派な中苗に生長します。

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